恋人がいなくたっていいじゃないか
ある結婚情報会社が実施したアンケートでは、新成人の約8割が「恋人がいない」と答えたそうです。驚きの結果ですが、一方別のアンケートでは、結婚願望がある男女が8割以上にのぼっています。つまり「結婚したいけど恋人はいない(できない)」という若者の実態が明らかになっています。
恋人がいないということは、出会いの場が少ないのでしょうか?少し前までは出会いの場といえば「合コン」または「お見合い」が中心でした。若者の「お見合い」離れが今の未婚率を増加させているという意見もあるようですが、最近では「お見合い」以外でも、インターネットでの結婚紹介サービスや、合同婚活イベントなども増えているようで、男女の交流の場が無くなったとは一概に言えません。では、なぜ恋人がいないのでしょうか?
その原因の1つに、現代社会ならではのコミュニケーション方法と、苦手意識があるのではないでしょうか。現代は携帯電話やインターネットが劇的に普及し、若者の中ではメールやSNSなどのソーシャルネットワークでのやりとりがメジャーになっています。10年程前までは、現実世界とインターネット上の世界とを分けて考える傾向もありましたが、今ではその境界がなくなり、今では誰もが日常的にインターネットでコミュニケーションを楽しんでいます。しかし、ネット上のやりとりとは、あくまで文字や映像などのデータのやりとりであり、実際に人と会った際の雰囲気や質感、いわゆる「空気」というものが読み取れません。データをやりとりするコミュニケーションに慣れた若者にとって、人と直接的なコミュニケーションをとることは苦手意識があり、そのことが恋愛離れの若者に少なからず繋がっているかもしれません。
もちろん他の原因も多々あると思いますが、何にせよ、恋人を作るためには生身の人間同士で交流することが大切です。趣味のサークルやイベントに参加するなど、身近なところから人と交流して、出会いのきっかけを増やすことが重要です。恋人ができることにより、楽しことも辛いことも経験しますが、それも全て恋愛でしか得られない貴重な経験です。臆病にならず、結婚を考える前にまずは「恋人」という関係を楽しみましょう。